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クレジットカード現金化の仕組み4つを徹底解説!特徴や注意点も紹介

クレジットカードの現金化はカードそのものを売るのではなく、ショッピング枠を使って現金を調達する方法です。
ショッピング枠に余裕があれば役立つのですが、具体的にどうやって現金に換えているのかは不思議かもしれません。
今回は、現金化の仕組みやクレジットカード現金化 自分で行うときなど利用の流れについて、わかりやすく解説します。

クレジットカード現金化の仕組みは安全なの?

クレジットカードの現金化は、現段階では取り締まる法律はないとされており、違法行為として処罰される可能性は考えにくいと言われています。
ただし、カード会社の利用規約に反する可能性があり、バレると不利益を受けかねません。
これが気がかりですが、現金化業者が色々と工夫したことで、カード会社にバレにくい仕組みができあがっています。
このため、多数の人が特に問題なく、現金化を行って要るのが現状です。

カード会社としても、日本だけ3億枚とも言われるクレジットカードの決済を監視するのは難しいでしょう。
少額の違反行為に目を光らせて、片っ端から対処しているわけではありません。
ただし、多額の現金化や、たびたび違反としているとバレるリスクは高まります。
また、現金化の仕組みに複数のタイプがあり、どれを使うかでリスクが変わってくるので、これも要注意です。

カード会社にバレるとカードの利用停止になるのは、想像にかたくありません。
一括支払いを求められる他、最悪、強制退会の措置になるおそれもあります。
このため、現金化を検討する場合は多額または常用は控えるのがおすすめ。
また、できるだけバレにくい方法を選ぶことで、利用停止や強制退会のリスクは低下するはずです。

現金化の仕組みは主に4タイプある

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠がありますが、現金化する際は前者を使います。
キャッシング枠は一般的には使わないので、注意して下さい。
現金化の仕組みとしては、合計4タイプあります。
ただ、主流なのは、ショッピング枠を使って購入した商品を転売する「買取方式」と、購入時にキャッシュバックを受ける「キャッシュバック方式」の2つです。
現金化サービスを探していると、上記2つに出会う可能性が高いでしょう。

他にはカードを使って直接、現金を購入する「直接購入方式」と、現金化業者が売った商品を買い戻す「買戻し方式」があります。
この2つは手間はかからないものの、バレるリスクはアップするので気を付けましょう。
現金化サービスの信用度や経営実績なども踏まえて判断することが大切です。

この4つのどれを使うかで仕組みが異なっており、現金化の手順もかなり違います。
詳しくは下記を参考にして下さい。

買い取り方式

実店舗を構えている業者が良く使うのが、買い取り方式です。
この方法で登場するのは、利用者と現金化業者、そしてショップの3者です。
まず、利用者が業者に現金化を依頼すると、商品を購入するショップを紹介されます。
そこで換金性の高い商品を購入し、現金化業者あてに発送してもらいます。
現金化業者は受け取った商品を転売し、現金を得ます。
でも、実際には転売するまで待つ必要はありません。
現金化業者は、商品がどの程度の額で売れるかは予め把握しているため、利用者が注文を確定させた段階で、先に現金を渡してくれることが多いです。
最後に、利用者は後にカード会社から請求されてくる商品代金を支払います。
他の方法もそうですが、一時的に現金が手に入りますが、最終的にカード会社に利用額を支払う必要があるので注意しましょう。

買い取り方式の場合は、継続して転売する必要性があるため古物取引の許可を得た店舗が経営していることが多いです。
もしも、この許可を得ていない場合は違法行為ですので、その業者は信用できません。
買い取り方式のサービスを使う場合は、古物取引の許可が下りているかを確認しましょう、実店舗なら店頭に掲載されていますし、オンラインサービスでも公式サイトに記載されているはずです。

実店舗では、買い取り方式が主流な仕組みと言えますが、オンラインサービスでも取り入れていることがしばしばあります。
別のショップを介して商品を買うので面倒に感じるかもしれませんが、どこで何を買うかはだいたい決まっており、向こうから指定してくるので難しくはありません。
早いものだと、10分程度で利用できるサービスもあります。

キャッシュバック方式

キャッシュバック方式は商品購入の特典として、多額のキャッシュバックを受け取るのが特徴です。
特にオンラインの現金化業者が良く使う方法で、現在のネットサービスでは良く見当たるでしょう。
こちらの方法で登場するのは、利用者と現金化業者の2者だけです。
仕組みはシンプルで、例えば商品10万円をカードのショッピング枠で購入し、9万円のキャッシュバックを受けます。
利用者はこれで9万円の現金と、注文した商品を受け取るわけです。
買い取り方式とは違い、商品は転売しません。
手元に届く商品は廉価なものが大半で、換金するのは難しいでしょう。
利用者は9万円の現金を好きに使えますが、後ほど、カード会社から購入代金10万円分が請求されます。

直接購入方式

直接方式は文字通り、クレジットカードを使って直接、現行紙幣を購入する方法です。
こちらはカード会社にバレるリスクが高いので、業者が行っているケースは稀でしょう。
例えばショッピング枠を使って1万円札を購入するので、カード会社に見つかると、現金化のために使ったと判断するのは無理もありません。
このため、直接方式を利用する場合は、一般的にはフリマサイトなどで個人と取引することが多いでしょう。

業者の場合は現金ではなく、金券やチケットなどの換金率が高いものを売っている可能性が高いです。
これらを業者から直接買い取るので、直接購入方式と呼ぶこともあります。
これらの方法は簡易でかつてはしばしば利用されたのですが、換金性が高い金券やチケットを頻繁に取引するため、カード会社も警戒しています。
また、価値が高くても仕組み的に換金できない品物もあるので、慎重に判断しましょう。

買戻し方式

買戻し方式は、現金化業者から買った商品を、そのまま買い戻してもらうのが特徴です。
例えば、カードを利用して10万円の商品を購入し、9万円で買い戻してもらいます。
利用者は9万円を手に入れて自由に使えますが、後から10万円分をカード会社に払う仕組みです。
現金化業者は差額の1万円を手数料として受取ります。
現金化を申し込めば、その場で購入と現金化が両方できるので、シンプルかつ短時間で利用できるのは魅力的です。
しかし、買戻しや返品を前提にして取引を行うため、不自然なイメージは否めません。
カード会社もやはり、異変に気づく可能性が高まるでしょう。
この方式をを使う場合には、業者の信用度などをきちんとチェックしておきたいものです。

現金化サービスに申し込んで入金されるまでの仕組み

現金化の方法は色々ありますが、基本的に入金までの仕組みは同じです。
まず、店頭や公式サイトから現金化を申し込んで、こちらの情報を伝えます。
氏名や電話番号などが主ですが、基本的に本人確認がありますので、身分証明書を用意しておきましょう。
審査についてはサービスにもよりますが、無いか、簡易なものも見当たります。
会社に在籍確認がされないサービスもあるので、気になる方にはおすすめです。
これらの確認が終わると、相手から色々と指示されるので、それに沿って手続きを進めていきます。
商品の購入手続きなどで、早ければ数分で終わるでしょう。
これらの手続きが終わると、現金化業者から現金が振り込まれます。
入金も早いと数分ですが、混雑する時期は時間がかかるので要注意です。
入金が済むと現金化は成功ですが、後ほど、カード会社から利用額の請求がくるので忘れないようにしましょう。

現金化業者が利益を得る仕組み

現金化業者が利益を得る仕組みは、基本的に換金率の差額と手数料の2つがあります。
換金率は80%程度で設定されていることが多く、例えば10万円のショッピング枠なら利用者は8万円の現金を入手し、差額の2万円を現金化業者が受け取る仕組みです。
このため、換金率が高い方が業者に支払う額は減り、利用者にはお得と言えます。
換金率90%なら、現金化業者には10%分しか払わなくて済むわけです。
現金化業者を選ぶ際には最重要な項目の一つで、換金率を決め手として選んでいる利用者も少なくはありません。

また、現金化業者が利益を得るもう一つの仕組みが、手数料です。
こちらは換金率とは別もので、定額または1%などの定率で指定されています。
手数料は無料の業者から、こちらをメインにして稼いでいる業者まで幅広くあり、注意したいポイントの一つです。
換金率が高くても手数料で損をするケースがあります。
換金率は大きく書いているのに、手数料は目立たない様に表記されていることがあるので、業者を選ぶ際には忘れないようにチェックしましょう。

現金化の際には換金率や手数料に関し、システムが複雑でわかりにくい時もあります。
このような時は、直接電話などで問い合わせて、具体的な金額を確認するのもおすすめです。

現金化の仕組みで得られる現金は一時的

いずれの方法を使った場合も、増えた現金は一時的なものです。
後からショッピング枠を利用した分の請求がありますので、利用者の財産が増えているわけではありません。
現金化サービスは現金で支払う必要がある場合に役立つものの、貯金や収入が少ない時は支払いできなくなるおそれがあるので、計画的に使いましょう。
利用した分を支払える見込みがあるか考えて、無理のない範囲で使うことが大切です。

まとめ

現金化の仕組みについて解説してきました。
合計4タイプありますが、良く目にするの「買い取り方式」と「キャッシュバック方式」でしょう。
採用している業者が多く、それだけ選択肢も豊富です。
現金化サービスを利用する際には、色々な業者がありますから、信頼性や実績なども加味し、安全重視で選ぶのがおすすめできます。
特に人気があって口コミ評価が良いサービスは、有力候補としてチェックしておきましょう。